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執筆者の写真Office TANUMA

東京マラソン

ラフティングやキャニオニング、スキーにスノーシューとアウトドアのメッカともされる温泉街でカヌー教室等を営んでいる社長とお話しする機会があった。



本当に久しぶりであったので「近況は?」と尋ねると「大変。」との返事。

昨年秋のレジャーシーズンは台風、今年は雪不足でウィンタースポーツが活況とならないという。



さらに、昨今の新型肺炎でその温泉街への観光客は減り、レジャーサービス利用者も激減という。



AIが進んでも生き残る職業とされているレジャーインストラクターの業界であっても自然災害には大いに影響を受ける。



そうしたなか、日本最大級のスポーツレジャーイベントである東京マラソン2020がやはり新型コロナウィルス感染対策のため一般ランナーの出場は取りやめとなった。



そこに向けて走り込みやスケジュール調整など準備してきた人たちにとってはとても残念だ。

しかし、目標に向けて準備と努力を重ねてきたことに変わりはない。



関係業者と異なり生活が脅かされる訳ではないだろう。

その過程を財産にして次に進んで欲しい。



出場が取りやめとなった一般ランナー約3万8000人のうちの1人として自分自分に言い聞かせた。




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