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執筆者の写真Office TANUMA

ウェブマラソン

趣味で参加しているマラソン大会も今年は中止が相次いだ。

そうした中、私が最も大切にしていた大会も今年は早々に中止が発表されていたが、

ウェブマラソンという方式で実施するとの案内があった。


これは、指定のアプリを活用して、各自が各地で目標の距離を走るというイベントだ。

もちろん、リアルの大会の高揚感や華やかさはないが、皆どこかでチャレンジしているんだという共有感はある。


私も事前に届いた参加賞のTシャツを着て、イベント初日に走り出した。すると、同じTシャツを着たランナーとすれ違い、互いに挨拶を交わす。

新感覚だった。


タイムを競うものではなかったので、私は寺や神社および公園などを目的地として距離を刻んだ。天気も良くてちょっとした観光気分であった。


最後は、果物の差し入れで力をもらい、目標としていた1日でフルマラソンの距離(42.195km)を走ることができた。達成感はあった。


市民向けのマラソン大会もこうした方法にシフトしていくのだろうか?

これがニューノーマル(新常態)となるのであろうか?


こうした方法なら実施できるとも感じたが、ニューノーマルにはIT技術が必須だとも思った。そして参加する側も最低限のITリテラシーが求められるので勉強が必要と感じた。




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